ファイル共有ソフトの悩み解消っ!オープンソースで容量無制限な Syncthing をつかってみる
- 完全オープンソース
容量無制限
オープンソースなので、対応しているプラットフォームも多く、Linux、Windows、Mac OS X、Solaris、BSD、Androidなどに対応しています。
ファイル同期ソフトはプラットフォームの対応が多いほど便利です。
Syncthing は、 BitTorrent Sync のような分散型のタイプなので、容量の制限を気にしなくてもOKなのもいいですね!
ってことで、使ってみることにしました。
今回は、Windows 10(64bit) の環境にインストールします。
ファイルをダウンロード
公式サイトからファイルをダウンロードします。
[browser-shot url="https://syncthing.net/" width="240"] Syncthing
こちらから Windows 64bit 用のファイルをダウンロード。
現時点でのファイル名は、 syncthing-windows-amd64-v0.11.20.zip
でした。
Syncthing をインストール
インストールと言っても、ファイルを解凍し任意のフォルダに実行ファイルを移動させるだけです。
まず、圧縮・解凍ソフト(7-zip など)を利用してダウンロードしたファイルを解凍する。
好きな場所でいいですが、今回はCドライブのルートに Syncthingフォルダ
を作成しました。
いま作成した C:\Syncthing\
に syncthing.exe
を移動します。
syncthing.bat を作成し、起動
C:\Syncthing\
に以下の内容で syncthing.bat
を作成する。
start "Syncthing" syncthing.exe -no-console -no-browser
ブラウザから動作を確認し、そして設定
ブラウザにアドレス http://127.0.0.1:8384/
を打ち込んで動作を確認。
Syncthing が自動で起動するように設定
コントロールパネル → 管理ツール と進み、 タスク スケジューラを起動する。
基本タスクの作成
名前(A): Syncthing start
いつタスクを開始しますか? ログオン時
タスクでどの操作を実行しますか? プログラムの開始(T)
プログラム/スクリプト(p): C:\Syncthing\syncthing.bat
開始(オプション)(T): C:\syncthing\
完了を押して設定を終了します。
ファイルを同期してみよう!
デフォルトで C:\Users<user_name>\Sync\
フォルダが作成されています。
このフォルダにファイルを入れて同期されるか試してみましょ。
もちろん、同期するフォルダは設定で好きな場所に変更することができます。
Syncthing の設定ファイルの場所は?
C:\Users<user_name>\AppData\Local\Syncthing\
フォルダに Syncthing 関連のファイルがあります。
config.xml
が設定ファイルです。
今回、参考にした動画
こちらの動画が非常に参考になりました。